黒米の美味しい炊き方ガイド|初心者が失敗しがちな原因と対策

黒米の炊き方

「黒米って体にいいって聞くけど、どうやって炊いたらいいの?」「色が出ないし、なんだか硬い…」

そんな声をよく耳にします。

黒米は、ポリフェノールやミネラルが豊富なスーパーフードですが、ちょっとしたコツを知らないと、「思ったより美味しく炊けなかった」という結果になりがちです。

この記事では、初心者でも簡単にできる黒米の基本的な炊き方から、実際によくある失敗例とその対処法までをまとめてご紹介します。

黒米ごはんをもっとおいしく、もっと手軽に楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください!

黒米の基本的な炊き方

炊飯器

黒米と白米の割合や、黒米を水につける時間など、好みによっても異なる部分がありますが、ここではかほ黒米クラブで推奨する炊き方、この記事の筆者の炊き方をご紹介したいと思います。

白米と一緒に炊く場合

今回は白米2合と炊飯器で炊く方法を紹介します。

【材料(2合分)】
白米…2合
黒米…大さじ1(〜2)
水…通常の白米より多め(大さじ2〜3プラス)

黒米の炊き方の手順

1:黒米を軽く洗って浸水させる
黒米は精米されていないため、表面にホコリが残っていることも。1〜2回やさしくすすいでください。水に浸けて6時間以上浸水させます。

2:白米と黒米を一緒に炊飯器へ
白米を研いで水を切ったあと、黒米と一緒に炊飯器に入れます。この時、黒米を浸けていた水も合わせて入れます。

3:水加減を調整する
白米2合の目盛り+黒米の量に合わせて、大さじ2〜3の水を追加します。

4:通常モードで炊飯
特別なモードは不要。いつもの白米モードでOKです。

玄米と一緒に炊く場合

筆者は玄米と炊いているので、合わせてご紹介したいと思います。

【材料(2合分)】
玄米…2合
黒米…大さじ4
水…通常の玄米炊飯より多め(大さじ4〜5プラス)

黒米の炊き方の手順

1:玄米を洗って浸水させる

玄米を拝み洗いして、浸水させます(12〜24時間)。

2:黒米を軽く洗って浸水させる
黒米は精米されていないため、表面にホコリが残っていることも。1〜2回やさしくすすいでください。水に浸けて6時間以上浸水させます。

2:玄米と黒米を一緒に炊飯器へ
玄米を浸けていた水は捨て、黒米と一緒に炊飯器に入れます。この時、黒米を浸けていた水も合わせて入れます。

3:水加減を調整する
玄米2合の目盛り+黒米の量に合わせて、大さじ4〜5の水を追加します。

4:通常モードで炊飯
特別なモードは不要。いつもの玄米モードでOKです。

美味しく炊くポイント

・浸水時間が短いと、黒米が硬く仕上がることがあります。しっかり時間をとるとふっくら仕上がります。

・黒米の量はお好みで調整可能。大さじ1でも色と香りは楽しめます。

黒米を炊く際に失敗しがちな原因と対策

失敗の原因と対策

黒米を炊いてみたけど、「硬かった」「色が思ったより出ない」「香りがきつい」など、初めての方は戸惑うことも多いかもしれません。
ここでは、黒米を炊くときによくある疑問とその解決法をご紹介します。

Q1. 黒米が硬くて食べにくい

原因:浸水時間が足りない or 水の量が少ない

▶解決法:炊く前に6時間以上浸水させ、水を大さじ2〜3多めに。柔らかくなります。

Q2. 色がほとんど出ない

原因:黒米の量が少ない or 浸水時間が短い

▶解決法:黒米の割合を大さじ2以上にし、1時間以上浸水でしっかり色が出ます。

Q3. 黒米の香りが苦手…

原因:黒米の量が多すぎる or 古い黒米を使っている可能性

▶解決法:最初は大さじ1程度から始めて、好みのバランスを探しましょう。鮮度にも注意!

Q4. 黒米だけで炊いてもいい?

▶可能ですが、硬く仕上がりやすいです。白米やもち米とブレンドして炊くのがオススメです。

まとめ

今回は黒米のおいしい炊き方を初心者の方向けに解説しました。

黒米のある食卓、ぜひ楽しんでみてくださいね!